
2−B「ロムイメージを作ろう」

道具はそろったかな?
道具がそろったら「材料」を調達しよう。

ロムサイトに行くんだよね!

ダーー!

ごめんなさいごめんなさい。
そういうことは言ってはイケナイのじゃ。
このコーナーのタイトルはなんじゃ?「よいこのはっくろむ」じゃろ。
良い子はイケナイ事はしてはダメじゃ。
このコーナーでは堂々とハックロムを作っていくのじゃ。

でも・・・。どうすればいいの?

自分で用意すれば何も問題はない。
用意の仕方などはある種タブー化されているが、このコーナーではビシビシ行くぞい。

その先は私にまかせなさい。

テメーまた勝手に家に入ってきやがって。不法侵入で訴えるぞ。

お前クサイからキライ。

そんなこと言わないでくださいよダンナ。
平成女学園の件は黙っておきますから。

お姉ちゃんがいっぱいいるところだね。

うおっほん。
わかった。好きなようにしなさい。

ふはははは。
それでは私がほんのちょっぴり知ってることを教えてやろう。
間違ってることを言うかもしれんが指摘しないでくれ。これで精一杯なのだ。
まずだな、ロムイメージを作るにはファミコンのカセットと、カセットのデータをパソコンに転送する機械とプログラムが必要だ。
残念ながら市販はされていない。自分で用意しなければならない。
機械やプログラムに関しては「パソファミ」というエミュレーターに機械の回路図が同封されていたはずだ。
またプログラムに関しては探せば見つかる。検索サイトというものがある。
それに最近のパソファミには吸出しプログラムも同梱されている。便利になった。
絶対にパソファミの作者に「売って下さい」とか「かわりにやって下さい」とかメールを出してはイケナイ。
自分で全てなんとかしなくてはいけないのだ。さすれば新法案にもひっかからない。はずだ。そうなのか?
他にもカセットを分解してROMライターで転送するという力技もあるが、デメリットがでかい。
カセットを分解するわけだからな。燃えプロなんかは50円ぐらいで買えるから痛くはないだろうが。
だがファミコンカセットが可哀想だ。愛情を持つべし。
そこで紆余曲折を経てこういうモノができあがる。

俗に言う「吸い出し機」だ。
入手経路は深く聞くな。人が作ってもらったものを無理やり奪ったとか考えなくて良い。
これがないとこのコーナーが先に進まなくなるからサクッと見てくれ。
それともう一つ必要なモノ。

カセットだ。
そしてあった方がよいモノ。

消毒用アルコールと綿棒だ。
お医者さんプレイをするわけではない。カセットの端子を掃除するために使う。
このようにアルコールで湿らした綿棒で端子を拭く。
アルコールはなくても良いが、あった方が汚れが良く取れる。と思う。
水とかTVショッピングで売ってる「ミラクルクリーナー」とかそんな名前のモノは使うなよ。
カセットを破壊してしまうからな。

見たまえ。こんなに綿棒が黒くなった。わかりづらいか?
たまたまこのカセットがこんなに汚れていたというだけで他のカセットは汚れてないかも知れない。
だが油断は禁物だ。

これで初めて機械に挿入する。挿入という言葉は違うか。まあいい。

横から見た図だ。プリンターケーブルにつないである。
カセットにシールがこびりついているが気にするな。
ぼろを着ていても心は錦というだろう。

そしてプログラム作動、転送だ。
このプログラムはパソファミについてるやつではない。
DOS窓でやっている。パソコンが古いが気にするな。あくまで参考画像だ。

無事に転送完了。動作確認にFamtasiaを使用した。
これで誰にも迷惑を掛けずにファミコンエミュレーターで遊ぶことが出来る。
どうだ。私に任せて良かっただろう。

すごいや!クサイだけじゃないんだね!

・・・。殺。

きれいなお花畑が見えるよぉ。
まったく。本来なら傷害罪で訴えるところじゃが、コイツにはそのくらいしないとイカン。
田中みつお、おっとミスターX。ありがとう。礼を言うぞい。

田中?知らぬな。ふはははは。ではサラバだ。

またキャバクラのヨーコちゃんたちと遊ぼうな。

・・・・・・。
イタリアンジョークじゃよ。気にするでない。
これでロムイメージを正当な手段で入手できた。
材料が手に入ったのじゃ。

道具と材料がそろったんだね!

そうじゃな。これでやっとハックロムが作れるのじゃ。
今までのが準備だとしたら次からは実戦じゃ。

やったね!明日はホームランだ!
次回は「キャラを変えてみよう」です!